3段講習会 @  2000. 3. 24上り浜 誠一先生

ポイント:使う筋肉の感覚を養おう。  
・大腿の前側(太ももの上側)の筋肉は、ブレーキの役割   
・大腿の後ろ側(太ももの下側)の筋肉は、アクセルの役割

ポイント: 力、協調がうまくとれているかどうかが重要な要素である。       
3段では、協調、一動全動をアピールする必要がある。

内容
備考

≪収 と腰の回転の練習方法≫
1. 体の側面の点と点、線と線、
面と面を合わせるようにして、  左右に平行移動する。                ・つま先の方向:下駄の鼻緒をまっすぐ前に向ける感じ
2. 平行移動後、股関節を安定させながら、収 し、
ウエストを  回す。
 
・股関節のクッションを多くするように意識する。
  ・かかとに体重を乗せるようにし、下に沈むと、いくらでも 
  ウエストは、回る。
3. 上記1, 2の動作で、「 膝 歩」を横移動で行う。
4. 上記1, 2の動作で、「倒巻肱」を横移動で行う。
5. 足先を少し開いて、「  」を行う。

≪補助練習≫
1. 「独立」したまま、ひじと膝を糸でつないだような気持ちで、  
  一緒に開く → 下に下ろす → 開たんの状態 →  
  また、上に上げる → 閉じる

≪虚歩、沈肩墜肘の補助練習≫
1. 虚歩の形を作る。
2. 前足側の腕を上に上げ、軸足側の腕を下に垂らす。
3. 上の腕は、肩、肘、手首の順に緩めて下へ下ろし、
   同時に 下の腕は指先から上へ上げていく。
   股関節も同時に緩める。

 

しっかり、体重を乗せて
いるつもりでも、乗り
切っていない場合が
多いので、鏡を見て
確認する。
骨盤は、不必要に、
ウエストと一緒に回さない。
股関節がきちんと
収まった状態を作る
練習をすると、このまま
弓歩、虚歩の形ができる。
いつもは、前後移動で
やっている動作を左右の
移動でやって、協調性を
養おう!

 

 

上下相随、協調を意識する。
指先から上げると自然に
沈肩墜肘ができる。
肩を緩めた瞬間に股関節も
緩める。

 

ポイント:ゆるめ方の認識が足りない。
・現象(見たままの形)だけをとらえて真似をすると、中身の違ったもの  
  になる。 
・「用意不用力」決して、力づくや、脚力にたよって動いては行けない。
  力を抜いて、緩んだ状態で、感覚を研ぎ澄まし、筋肉の動く感じや
  力が伝わっていく感じを感じ取るようにして動く。
  緊張していては、感じ取れ ない。

弓歩での自己チェック方法
@ 後座の後、体を回転してつま先を置く際に、知らないうちに、
   さらにつま先を開いて着地してはいないか?
   体重を乗せながら、つま先を開いて着地するくせがついて
   いないか?    
   →  後座の後、頭を回して体を導いて回し、その際に自然に
   開いた分だけでよい。       
   少し狭く感じるかも知れないが、こうすることで、膝が内側に
   入ることを防ぐことができる。

A 後足から前足に体重を移す転換の際に、弓歩のような形をつくっては
   いないか?   
   ここで弓歩を作ると、後足が伸びて緊張し、前に行く力にブレーキを
   かけてしまう。  
   軸足(前足)をふんばる時間が長くなり、不安定になる。      
   →  後足の膝を緩めて、前の膝に引っ張られてついていくようにする。

B 弓歩の定式で、後足を蹴りすぎて(伸ばしすぎて)、臀部に力が入って
   いないか?   
   臀部に緊張があると、力が上に逃げてしまう。    
   →  後足は、ゆっくり伸ばす程度で、定式の最後に前足のももの
   下側(裏側)を意識する。(決してピッと蹴り出さない。)軸足のバネを
   徐々に解放するような感じ。

ポイント:「意識する」ことは大切! ・「意識する」だけで、形は変わる!
特に、定式完成時の「虚領頂 」は、意識のみで十分である。
あえて、伸ばそうとすると、かえって緊張する。

沈  動作の前には、必ず「沈」が必要。その条件として「鬆」がある。

進  太極拳の動きは、自分の体重をおだやかに相手にぶつけていく
    運動である。「衝力」
↓  
推  「衝力」が有効に作用して、推進力に変化できる。